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元町映画館☆特集

多様な世界を映画で知る「イスラーム映画祭3」開催

パレスチナやエジプトなどで多様性を含みながら拡がり続ける「イスラーム」文化。その地域に住む人々の生活や文化を知るとっておきの映画祭が「イスラーム映画祭」です

パレスチナやエジプトなどで多様性を含みながら拡がり続ける「イスラーム」文化。その地域に住む人々の生活や文化を知るとっておきの映画祭が「イスラーム映画祭」です。

昨年の第2弾では連日立ち見がでるほどの大・大・大盛況!
個人的にも楽しみな映画祭をモスクのある神戸で開催できるのは本当に嬉しい。第3弾の今回も東京・名古屋と続き、そして神戸での上映が始まります。今回は世界11の国と地域から集めた12作品を上映。エジプトやパレスチナやトルコの作品など普段めったに映画館では観ることのできないものばかりです。

『ラヤルの三千夜』はイスラエルの刑務所で出産した女性の実話をもとに、パレスチナ人の苦しい生活を描き、彼女たちの魂の叫びが伝わります。イラン映画の『花嫁と角砂糖』は結婚式を間近に控えた5人姉妹の末っ子ら悲喜こもごもの心情と家族の奮闘が面白く、ちょっぴり切ない美しい作品です。また「イスラーム」を世界をより知ってもらうために、映画に合わせて各分野のゲストスピーカーによるトークイベントもご用意。これに参加すれば、もっといろんな国の映画を観たくなるはずです。私も世界には異なる背景を持った映画があること、そこで人が生きていることを知った映画祭の一つです。「映画」は世界を知る「動く教科書」です。知らないことは恥ずかしいことじゃなく、「知る」ことを映画で楽しんで欲しいです。

私はこの映画祭を通して映画を観る世界が広がりました。どれか1作品でも観て欲しい。きっと映画の見方が変わると思います。